元カレと友達 16 (ページ47)

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倉「何？片栗粉とお米でこんなん出来るん？」

『うん。即席フルーツポンチな？お酒はあかんから、フルーツ缶のになるけど。わらび餅もきな粉無かったし、黒糖やけど。』

そうやねん。フルーツ缶に白玉団子入れただけやのに充分やねん。

お年寄りでも食べやすい、めっちゃ小さいサイズやし。

わらび餅かてトロトロで、黒糖も甘すぎずやし。

どうやって作るんや？聞いても分からんけど。

倉「この磯部焼き？海苔と醤油の加減が。」

『それはお米。醤油濃くない？大丈夫？』

倉「大丈夫！俺、5枚食べた！」

あ、俺3枚やのに。大倉！

『あははは！隆平の分食べたんや笑。

これは試作。白玉は小さく出来たら、お年寄りもイケるけど、磯部さんは塩の制限やら、飲み込みやすさをもうちょっと考えんと。』

倉「試作でこれ？もう店出そう？」

『何でよ笑。わらびさんもな？ほんまは抹茶味とかしたいけど、週間の間はお抹茶たてるしな？

やっぱきな粉か黒糖かな？隆平？申し訳ないけど、今度色々買い物、』

丸「大丈夫。施設長さんに言われて、今日色々買い物してきた。」

『ほんまに？』ガサガサ『やった！これとこれでアレ作れる。あ、これは味に変化つけて。』

倉「丸。」

丸「うん。」

帰ってきた時は暗かった愛の表情が明るくなった。

良かった。ほんまに全部に全力やな？

食べることは協力するからな？笑。