元カレと友達 16 (ページ27)

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母「あ、ところであなたは？」

今？ずっと大倉ここにおったよ？親父さんにツッコミ入れてたし。愛の家族は全員天然なんか？

『あ、私の上司。で、友達。隆平の親友。』

倉「どうも！大倉です！今、愛ちゃんと一緒に仕事させてもらってます！」

母「大倉君？よろしゅう。愛の上司ゆうことは施設の？」

倉「あ、いえ。今、愛ちゃんには病院に出向してもらってて。

今度新しい事業を立ち上げることになってて。えっと、、、。」

ガサガサ「あ、これ名刺です。よろしくお願いします。」

さすが大倉。休みの日でも名刺持ち歩いてるんや。

母「あ、ありがとう。うわ。部長さん？こない若い部長さんて。めっちゃイケメンやし。愛！お母さんも入院するわ！手配して！」

『は？お母さんどっこも悪くないやんか。何で入院するんよ。お母さんおらんかったら、お父さんの面倒誰が見るんよ。私イヤやで？』

愛、、、。あかんよ？

母「悪いとこ？ん～。悪いとこなぁ。あ！顔！顔が悪い！だから、」

いやいや、だからオバちゃん。苦笑。

『ほな仕方ないか。忠義君？イケる？』

だから！

倉「あははは！愛ちゃんの天然は遺伝なんやな？奥さん？すいません。奥さんのようなお綺麗な方は。どこも直す必要はないかと。」

うわ。大倉サラッとそんなセリフ言えるんや？すごいな？

母「まあ！聞いた？奥さんやて！何やセレブみたいやん！忠義君？おおきにな？愛のこと頼むわな？」

え？そっち？お綺麗な方じゃないの？

倉「あ、あ、あ、はい。こちらこそ。」

うん。ものすごい気持ちは分かる。分かるぞ？