元カレと友達 16 (ページ13)

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『私、入院て大人になってから初めてや。点滴てすごいな？全然お腹空かへん。』

章「そこ？笑。けど、点滴してるのにずっと身体起こしてて大丈夫？俺のことは気にしんと横になってな？」

『ありがとう。背中がな？コルセット巻いてもらってても、右耳痛いから右向けへんし。何やずっと左向いてるのも。起きてる方が楽。』

章「ならいいけど。お尻痛くならへん？」

『まだ大丈夫笑。ちょっとずつ動かしてる笑。』

章「うん笑。たいがい必要な物はレンタルあるて。」

『うん。隆平が倒れた時、忠義君が教えてくれた。けど、』

章「ん？何か必要な物ある？鍵貸してくれたら、俺で良かったら持ってくるで？」

『うん。鍵は全然大丈夫なんやけどな？』

章「ん？あ！下着とか？そうやな。それはさすがに。ヒロかつかさは？」

『わりと時間単位の変則勤務やしな？ヒロの家から私の家行ってもろて、又病院来てもろたら。それに、今週は出張やらもある言うてたし。』

章「そうなんか。出張やらあったら忙しいな？じゃあもう丸に。」

『え？私はいいけど、隆平に申し訳ない。』

章「大丈夫笑。喜んで持ってくるわ。あいつ、明日休み言うてたしちょうどいいやん。」

『いいかなぁ？』

章「うん笑。あかん言うたら、俺が怒ったる笑。」

『ふふ笑。じゃあ後からお願いしてみる。』

ほんまに申し訳ないな。けど、いくら短い期間やいうても、やっぱり交換したいしな。