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○ ページ11
丸「大倉。」
倉「あ？お前のためと違う。病院と愛ちゃんのためや。」
丸「うん。」
倉「お前が病棟補助行ってる間に、だいたいこいつらやな？いう奴らには話した。
わざわざ病棟抜け出して愛ちゃん見に行くて。続くようなら減給や言うた。」
丸「うん。」
倉「あとは朝礼やら申し送りで師長達から。」
丸「うん。」
倉「もうええ。上にも許可を得て俺の判断や。無駄にお前の上司やってるわけちゃう。」
丸「うん。」
倉「礼はいらん。当たり前のことや。」
丸「うん。」
倉「ほな仕事せい！1時間残業にするぞ！」
丸「あかん！それはあかん！早く愛の病室に、」
倉「うるさい！朝まで残業や！」
丸「大倉〜！」
倉「あははは！」
大倉。だから病棟の手伝いに。すまん！俺はいい上司の下で働けてるな？
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作者名：和花 | 作成日時：2022年7月8日 22時
