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『じゃあ。ありがとう。』
倉「うん。又明日。」
よし!起きるぞ!あかん。まだ瞼が重たい。
『う泣。隆平泣。』
愛、、、。大丈夫やで?俺はもう大丈夫。
『隆平?ごめんな?遊園地、めっちゃ楽しかったな?私、毎日タヌキさん抱きしめて寝てるんやで?隆平やと思って、毎日ギューッてして。』
そうなん?これからは俺が。
『あの時、私が遊園地でタヌキさんに約束してしもたさかい、隆平も他の皆のこともめっちゃ振り回してしもたんやな?
勝手に1人で色々決めて。ほんまにごめんな?初めて朝まで隆平の寝顔見てられただけで、めっちゃ嬉しくて幸せやった。』
あ、あの時朝まで起きてたん?
『けど、けど今はイヤや!うぅ泣。』
ん?もう俺の寝顔なんか見たくないの?
『お願い!早く、早く目覚まして?泣。私、私ちゃんと隆平に伝えなあかん。
ずっと、ずっと好きやで?って。隆平?ほんまに、ほんまにずっと。うぅ泣。』
うん。大丈夫やで?ちゃんと伝わってる。ありがとう。
『うぅ泣。隆平泣。』 ソーッ チュッ
わ!チューしてくれた!もっと!
『うぅ泣。隆平泣。』
あかん。又起きるタイミング逃してしもた。
泣きながら、俺の手握りしめてベッドに顔埋めてしもた。
ポンポンするか、ギューッてしてあげたいのに、片手は点滴に繋がれてるし片手はめっちゃ握りしめてくれてるから動かせへん。
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作者名:和花 | 作成日時:2022年6月8日 1時