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倉「ん。良かった。さすがプロやな？さ、しっかり食べてや？」
『いや、私なんか。』
倉「大丈夫。丸も言いたくて言うたん違う。今は看護のプロとして、」
『うん。大丈夫。それは分かってる。』
倉「あははは！せやな？丸のことやで、後から思い出して今度はあいつが凹むんやで？笑。いらんこと言うてしもた！て笑。」
『、、、。』
倉「愛ちゃん？たしかに今は、新しい部署立ち上げるのにあの部屋での仕事が多い。けど、ここは病院や。
今日みたいなことが又無いとは限らへん。
丸かて指示の出来る立場や。その度に愛ちゃんが凹んでたら、」
『あ、違う！隆平に言われたことで凹んでるんじゃなくて。』
倉「ん？」
『あ、いや。ほんまに今は何て言うか、その、ああゆうのが初めてで。』
倉「うん。」
『だから凹んでるとかじゃなくて、ただすごいなって思ってちょっと放心状態になってしまってて。』
倉「あははは！何や。改めて丸に惚れ直してただけか？心配して損した笑。」
『な！何を！違う！違うって！』
倉「ほんまに？笑。あんな丸見たこと無いやろ？」
『うん、、、。怖かったけど、カッコ良かった。めっちゃ仕事出来るんやなぁて。』
倉「あははは！やっと素直になった。落ち着いたら丸に言うたろ笑。」
『あか！あかん！あかんよ！絶対あかん！』
倉「ほな自分で言う？笑。」
『そ、それは、』
倉「じゃあ俺が、」
『も、もう！あ、お昼ご飯！な？お昼ご飯やで？さ、食べましょう〜！』
倉「あははは！」
たしかに怒られた時はめっちゃ怖かったけど、
患者さん第一に考えて、他の看護師さんにも的確に指示出しながら自分も色々処置してる隆平の姿をを見てたら、
ほんまにすごいなって思って。
落ち着いたら、私がちゃんと直接伝えるから。
私の気持ちも一緒に。今度こそはちゃんと。
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作者名：和花 | 作成日時：2022年6月8日 1時
