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丸「あ、あの、」
章「何や?お前は変わったんやろ?」
丸「あ、うん。これからはちゃんと気持ちも思ったことも、すぐに伝えていこうと。」
章「ほなええがな。愛ちゃんもまだ葛藤してるんや。
いや、意地になってんのかな?
弁当かて嫌いな奴には毎日作らんやろ。自分が食べるわけでもないのに。
ほんで折り紙?名札のケースに入れるて。いつでも見られるようにやろ?
ほんま早く素直になったらいいのに。」
丸「うん。」
章「丸。お前がいつまでもグジグジしてたさかいこうなったんや。もうあとはお前が、」
丸「う、うん!もう大丈夫!絶対、絶対に、」
章「おん。前から言うてるけど、俺はお前らと、皆で楽しくおれたらええ。そのうえでお前らがほんまに幸せになってくれたら、」
丸「うん。ありがとう。」
章「俺だけに言うてもあかんやろ。」
丸「あ、大倉?ほんまに、」
倉「俺にはまだええ。ちゃんとお前らが、」
丸「あ、うん。」
倉「おん。」
ほんまに俺は良い連れに、親友に恵まれた。
愛?愛にはまだまだこれから、いっぱいちゃんと気持ち伝えていくから。
いつか、いつかはほんまに俺と。
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作者名:和花 | 作成日時:2022年6月3日 21時