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昼ご飯は又弁当作ってくれて。愛は俺のICチップで日替わり頼んで、めっちゃ嬉しそうや。
『今日は酢豚やて。うふふ笑。いただきます!』
知ってる笑。献立見てるしな。
倉「明日は秘密メニューやしな?まだ何か分からんし、愛ちゃんの弁当がいいな。」
『うん。隆平は?』
丸「俺は毎日弁当。」
『分かった笑。ん?』
何や?酢豚にナスか?いや、あんまり入れへんな。美味しそうに酢豚食べてたと思ったら急に箸止まったし。
倉「どうした?」
『これ。酢豚にパイナップルは、』
倉「え?普通ちゃうの?いつも入ってるで?」
丸「ああ。肉の消化が進みやすくなるんやて。前に食堂の人に聞いた。」
『そうなんや?知らんかった。あ、意外と美味しい。初めて食べた。』
倉「愛ちゃんでも知らんことあるんや。俺はサラダにミカンやら、レーズン?あれ苦手。」
『知らんことだらけやて笑。たまにサラダにミカンやらリンゴ?入ってるね。レーズンも。アクセントかな?』
丸「ミカンは見た目のアクセント、リンゴは食感?レーズンは鉄分を補うため。」
『隆平すごいな?めっちゃ詳しい。』
丸「あ、うん。全部食堂の人に聞いた。」
『でも気になったから聞いたんやろ?それも勉強やん。すごい。』
倉「俺は食べられたらいいしな。食べたら忘れるし。」
『あははは!それもアリやて。』
前に色々聞いといて良かった。褒めてくれた。何か嬉しいな。
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作者名:和花 | 作成日時:2022年6月3日 21時