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○ ページ33
倉「お前はアホか？
愛ちゃんの性格上、自分からはよう切らんかったんやろ？
ほんで、そいつとは連絡取り合ってた？
そんなわけあるか！
ヤスに聞いたんやろ？愛ちゃんがどんだけお前だけを想ってたんか。
だから俺かて。
愛ちゃんには敵わんと思ったさかい俺かて。
お前の都合で愛ちゃんのこと振り回すな！
どんだけ傷つけたら気済むねん！
今日かて泣きたいくらい落ち込んでたやろうに、無理して明るく振る舞って。
お前は何や？俺らがおったら謝れへん？自分で解決する？ほなさっさとしたらええがな！
お前がいつまでもウジウジしてるさかい、ヤスも怒って当たり前や！」
初めて大倉にめっちゃ勢いよく怒られた。
倉「丸？ええか？俺もヤスも怒ってるのは、愛ちゃんだけやなくて、お前のことも好きやさかい怒ってんねん。
2人の時は2人の時。皆でおる時はその時。愛ちゃんはちゃんと分けれる子や。
けど、お前と何かあったら俺らにも気つかってくれる。
それをお前は自分のことばっかり。もっと色々素直になったらええがな。
心配せんでも愛ちゃんにはお前だけや。
そやのに、お前がハッキリしいひんで不安になってしまうんやろ。」
丸「うん、、、。」
倉「もう俺も知らんぞ？ほんまにちゃんと話せいよ？ヤスには言うとく。」
丸「うん。今日夜電話してみる。」
倉「おん。」
俺のせいで、せっかくの楽しかった旅行が。
愛にも謝って、後からヤスにも。
そう思ってまずは愛に電話してみたけど。
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作者名：和花 | 作成日時：2022年5月19日 0時
