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章「はぁ。今年は俺ツイてないわ。花火大会もあかんかったし、まさかのトラブル起こった時に台風て。」
倉「まあ、そんな時もあるて！ほんで？トラブルはどうなったん？まだあかんの？」
章「おん。どうにか片付いた。今日戻るつもりやって、買い物行こう思ってたら、夢の車乗ったお前見つけたから連絡したんや。」
倉「わ！俺ラッキー！ヤスに見つけてもらえて無かったら、危うく遭難してたかもしれへんのや。」
章「せやな。で？あの2人はどうなってん？まだ夢の機嫌悪いんか？」
倉「いや？朝ご飯は豪華やったで？」
章「そこ基準かい！まぁ、今まで夢が食パン1枚いうことなんて無かったしな。よっぽどショックやったんやろ。」
倉「けど花火大会はもう普通に丸と喋ってたしな？あ、丸に好きやて言うたらしいで？けど、戻ってくるまでに諦めるて言うたらしい。」
章「は？意味分からん。」
倉「ヤス？ヤスはどうなん？夢と丸が、」
章「俺はいい。丸にも言うたけど、丸は大事な連れや。夢も長いこと丸だけを見てたんや。やっと丸が夢の魅力に気ついたんなら、俺はほんで、」
倉「ヤスは大人やなぁ。」
章「、、、。全然違うわ。けどしゃあないやろ。あいつはずっと丸しか、」
倉「、、、。すまん。」
章「もうええて。」
倉「うん。」
章ちゃん？章ちゃんはほんま俺なんかよりずっと大人やわ。
俺、何にも分かってなかったな。
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作者名：和花 | 作成日時：2022年4月8日 0時
