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しばらくして、大倉とヤスが海行ったみたいで、話し声がだんだん遠ざかっていった。

これからのことやら、夢のことを色々考えてたらいつの間にかウトウトしてしまってたみたいで。

倉「、、、る！丸！」ユサユサ

丸「ん？あ、帰ってたんか？海どうやった？」

大倉の呼ぶ声と、身体を揺らされながらに起こされた。

倉「おん。それなりに。そんなことよりヤスが、」

ん？ヤス？今度は何？

章「あ、丸！起きた？悪い！うちの店で何かトラブルらしくて、俺ちょっと行ってくる！

すぐ戻れると思うけど。夢に連絡したさかい、あいつもすぐ戻ってきてくれるし。」

丸「あ、そうなん？大変やな。分かった。気つけて。」

寝ぼけた頭で、そんな返し方しか出来ひんかった。

そや、俺大事なこと考えなあかんのやった。

章「悪い！今年は、何か色々。とりあえず行ってくる。」バタバタ

丸「うん。」

倉「あああ。ヤス行ってしもた。せっかく花火大会一緒に見たかったのに。」

どこまでが本音なんか分からんけど、今は大倉がそんなん言うてても落ち込まへん。

ああ、俺やっぱ夢に。