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客「じゃあ今日はそろそろ。明日、急に朝早く出発しなあかんようになったんよ。朝ご飯頂いたらすぐ出るし。」

章「そうなん？明日は海で花火大会やのに残念やな。」

客「まあ、元々昼には出るつもりやったで、夜の花火は無理やったんやけど。来年は花火大会の日調べて、早めに調整して予約するわ。」

章「あ、おん。常連さんやし融通する。大丈夫。」

客「おおきに。」

丸「、、、。」

ん？丸、どうした？まぁ後でいいか。

章「夢！○○さんら明日朝早いんやて！風呂沸いてる？明日の朝ご飯は？」

『そうなん？お風呂は沸いてる！朝ご飯も大丈夫！』バタバタ

客「あ、夢ちゃん邪魔してごめんな？せっかく彼氏と話してたのに。勝手に風呂もらうし、朝も適当でいいよ？」

『は？あんなん彼氏ちゃうで？今年初めて来てくれたお客さん。何かいつの間にかめっちゃ仲良くなってん。』

客「そうなん？じゃあやっぱり夢ちゃんは章大君と？」

丸「、、、」

『ん～？内緒～！毎年○○さん待ってるんかも～笑。」

客「お！よし！来年はもうちょっと長い期間遊びに来るわ！」

『毎度～！』

大倉のことはハッキリ否定したのに、何で俺のことは。

いや、嬉しいけど。

あかん！丸が！丸が又落ち込んでる。丸！客商売の気遣いやん！

客「じゃあ又明日。お先に。」

『はぁ～い！おやすみ～！』

はぁ。夢のそうゆう無邪気なとこがいいんやけど、丸には大丈夫なんか？

いや、あかんな。けどまだ何も始まってもないしな。