安倉丸 2 (ページ22)

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テ「あ、丸ちゃんやん。マリちゃんいいの？」

テル君も、私が丸ちゃんのファンやて知ってるから、気つかって言うてくれるけど、

『あ、うん。大丈夫。全然大丈夫。』

ユ「マリちゃ～ん！」

『お疲れ～。久しぶりにテル君と喋ってた。相変わらず仲良いね？』

ユ「今日は何か喋りたいんやて。大倉君もう入ったかな？」

『どうやろ？今さっき丸ちゃん入ったけど。』

ユ「そうなん？ちゃんと喋れた？」

『あ、いや。』

テ「俺が目元の何か付いてるの取ってあげようと思って、目瞑ってもろてる間に丸ちゃん入ってしもてん。」

ユ「もう！あんた何してるん！マリちゃん、ごめんな？」

『全然大丈夫！テル君言うてくれんかったら、知らんかったし！ありがとうね？』

ユ「じゃあもう入ろうか？終わってからゆっくりしたらいいし。」

『うん。じゃあ又後で。』