安倉丸 (ページ14)

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『ま、丸山さん！』

チラッ丸「はい。」テクテク

毎回後ろから声かけると、返事はしてくれる。

機嫌が良いとそこで立ち止まってくれる事もあるし。

機嫌悪いんかな？ってゆう時は、返事も小さくてチラッと顔見てスタスタ歩いて行ってしまう事も。

今日は返事してくれはって、歩くペースが少しゆっくりになったからまだ機嫌の良い方。

そんなんまで分かるようになった。

『あ、今日も楽しかったです。お疲れ様でした。』

丸「ありがとう。」

『あの、前も言いましたが、、、。あ！ネタやて分かってるんですけど。』

丸「ん？ああ、ツカミ？うん。」

『あ、はい。安倉丸には丸ちゃんが、あ、いや丸山さんが必要ですから！毎回あのネタ見るとどうも、、、。』

丸「おん。ありがとう。俺もお笑いしかできひんしな。辞めろ言われても今更な？」

『はい！私いつも丸山さんから元気もらってますから！』

丸「ありがとう。ほんでさ、、、。」

だいたい、いつも差し入れ渡して2.3言喋って終わりが多いのに、今日は丸ちゃんがバイク置いてる駐輪場まで一緒に来てしもた。

しかも丸ちゃんの方から何か喋ろうとしてくれてはるし。