38 ページ38
昼公演が終わる位に劇場前着いて、終わったらユリちゃんが出てきた。
ユ「マリちゃん!久しぶり!」
『あ、久しぶり。長い事ごめんなぁ?』
ユ「全然!丸ちゃんも長い事会ってないから、心配してはるわぁ。」
いや、それは無い。
『はは。大倉君は?あれから変なミーハーにつかまってない?』
ユ「うん。大丈夫。丸ちゃんほどじゃないけど、だいぶ素っ気ないから。」
はぁ。やっぱりミーハー増えてるんや。
でもユリちゃんの機嫌が良いという事は、まだマシか。
『あ、これ。靴下。大倉君に。』
ユ「ありがとう〜!今日会えたら渡すな?」
『あ、うん。』
ユ「あれ?丸ちゃんのは?」
『あ、それやねんけどな?もし良かったら、』
そこまで言った時、
ユ「うわ!今日めっちゃ早いな?合間に仕事かな?」
ガラス張りのドアの向こうに、丸ちゃんと大倉君の姿が。
何でこんな時に、一緒に出てくるん〜?
丸「あ!」 ジーッ
倉「おわっ!丸!急に止まるなよ!ん?ああ。」 ニヤニヤ
丸「な、なんやねん。」
倉「いや、別にぃ〜。行くで?」 ニヤニヤ
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:和花 | 作成日時:2022年1月13日 0時