音楽と僕と、君。 2 (ページ5)

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『隆平？これ。』

あれからしばらく少女漫画にハマって、親父さんおすすめのをようけ読んで。

結局恋愛について考えてたつもりが、何やら少女漫画ようけ読んだだけになって。

丸「ん？」

『いや、今まで隆平に恋愛系の添削は頼んだこと無いやろ？私かて書けるしな？良かったら見てほしいなて。』

久しぶりにサチから添削頼まれて。

そうやな？一般的な歌の歌詞でもわりと恋愛系多いしな？サチの恋愛観。うん。アリやな。

丸「サチのは片想いが多いな。俺やったら、」

なんてサチに触発されたんか、久しぶりに俺も歌詞書いてみて。

章「丸〜！ギターだけやけど曲作ってみたぁ〜！」
♪♪♪〜

丸「おお！めっちゃいいやん！あ、俺の作った歌の、」

なんてヤスの曲に俺の歌詞をのせることも多くなって。

倉「今年の文化祭はオリジナルやな。」

て感じで、ヤスがアレンジしてくれたバンド編成になった曲をサチが歌って。

高校生活最後の1年間、めっちゃ充実して過ごしてた。