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どれくらい気を失ってたんか、目を覚ましたら知らない天井が見えて、ソファーに寝かされてた。
Barからいきなり大倉君に手引かれて、カラオケに来て大倉君の背中に隠れてたとこまでは覚えてる。
何回も丸ちゃんに名前呼ばれて、返事しなあかんって思いながらも恥ずかしいのと嬉しいのとで、
大倉君の服握りしめててんけど、いつの間にか記憶が無い。
何か丸ちゃんに抱きつかれたような。
『ん、ん〜。』
倉「花！大丈夫か？気ぃついた？」
『あ、大倉君。ごめん。私、』
ギューッ
そこまで言うたら急に大倉君に手を握られた。
倉「良かったぁ。救急車呼ばなあかんかと思ったけど、丸ちゃんがしばらく様子見よう言うて、とりあえず横になってもろたんよ。」
手を離しながら、しっかりと目を見てそんな事を言われた。
『あ、ごめん。ありがとう。あの、丸ちゃんは？』
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作者名：和花 | 作成日時：2021年10月31日 21時
