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倉「うん。どうしたん？てか、花、仕事は？」
『あ、早退しました。ちょっと今日はもう、』
倉「え？体調でも悪いん？風邪？熱は？大丈夫？」
早退してまで、俺に電話してくるんやから、何か余程の事があったんかと思ったけど、
普通の事しか聞き返せんかった。
『私なんて、私なんて、風邪ひいて熱出したらいいんです！全世界の風邪のウイルスを私に！』
て又テンパりだしたから、電話ではどうにもできひんぞと思いながら、
倉「花？ちょっと落ち着き？うん。ちょっと落ち着こう。
今、倉さんと話ししてんの分かる？」
俺までつられて、倉さんて言うてしもた。
『倉さん？倉さん、、、蔵之 介さん？
え？佐々木 蔵之 介さん？何で佐々木 蔵之 介さんが私に電話を？
もしかして、私の番号どっかで売られてます？いくらですか？』
言うて、焦りだした。
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作者名：和花 | 作成日時：2021年10月31日 21時
