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数学の授業 ページ8
山田side
数学……俺無理なんだよね。
あぁ！きのこ！じゃない伊野尾…先生。
伊「ほーい！じゃあ36ページ開いてー」
この人数学の先生だったんだ。
きのこにしか見えねぇ……
ヘラヘラしてるし。
はぁー……なんかいいことないかなぁ
伊「じゃあここの問題…山田。」
「えっ俺ですか？」
伊「お前以外に山田いるの？笑」
「………わかりません」
伊「山田聞いてなかっただろぉ！俺の話！」
「……聞いてましたよ」
伊「うーん………よし。放課後俺んとこね。」
「嘘だろ」
伊「嘘じゃなーい。じゃあ山田の代わりに…」
マジかよ。
普通にめんどくせぇ
はぁー…ついてねぇなぁ
この時俺は知らなかった。
このあとあんな事が起こるなんて。
そしてこんなキノコを好きになるなんて。
いや。自覚はしてたんだ。
認めてなかっただけで。
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作者名：なみだぶくろ | 作成日時：2017年6月26日 17時
