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… ページ15
八乙女side
「八乙女…嫌なら突き飛ばしてでも逃げて。」
今でも心臓がバクバクしてる。
だって俺…せんせーを好きって気付いて…
その好きな人に抱きしめられてるんだよ？
嫌なわけないじゃん。好きな人なのに。
でもせんせーの背中に手を回す勇気もなくて。
手を回すか回さないか。
そんなちっぽけなことでもこんなに悩むぐらい好きなんだって嬉しくなってる自分もいて。
そんなことを考えてたらゆっくりせんせーが離れた
「っっっっ！！！！//////」
心臓止まるかと思った。
せんせーの顔見たくて顔を上げたんだけど…
今のせんせー…狼みたい。
獲物をまっすぐ狙う力強い目をしてるの。
そしてゆっくりゆっくり
せんせーに気持ちが伝わりますようにって
甘い甘い優しいキスをした。
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作者名：なみだぶくろ | 作成日時：2017年6月26日 17時
