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それから、隣の大倉くんとはよく話すようになって、呼び方も忠義になりました！！
向こうはまだ木村呼びだけどね(笑) まぁ、忠義はそもそも女子を名前で呼べないからいっかーって感じ
大「木村〜、ここわからへん」
「そこはXの値がここで出せるから、それを代入するじゃん？ そんでさ〜」
大「あ、わかった！ そゆことかぁ」
なんてさ、聞いてくるときに顔近づけられたりとか、普通にキュンってしちゃうじゃん…？
部活でも
先「忠義〜、ナイスシュー！」
とか隣から聞こえてくるとちょっとやった！とか思っちゃうし…。
「梨花〜、これなんでだと思う？」
杉「は？そんなの１つしかないじゃん！」
「うぇ〜？？ でも、それはやだなぁ…」
杉「あぁ、沙也加ちゃん？」
「そう」
実は忠義には沙也加ちゃんって言う吹奏楽部の彼女がいる。 私とは違って女の子らしくって…、背も低い
杉「そんなのほっとけばいいじゃん！ 沙也加ちゃんのこと気にしずにさ？ アタックしちゃいなよ」
「沙也加ちゃん怖いじゃん」
杉「あ〜、察し」
沙也加ちゃん率いる吹奏楽部の一部はいわゆる女子で、裏がひどい。 絶対それが忠義にバレたら別れるってぐらい
「だから、敵には回したくないんだよね〜、今程よく仲良いからさ？」
杉「それはなぁ、私も沙也加ちゃん軍団はむり！でもさぁ〜…」
「まぁ、想いが自然に消えるの待とうかな〜」
沙也加ちゃん敵に回したくないならこれしかない
幸い沙也加ちゃん別クラスだし、想うくらいは許してくれるよね…？
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作者名：やすすガール | 作成日時：2019年6月15日 14時
