地獄先生と霊感少女 第４話

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鵺野先生を見ると、困ったような顔をしていた。




鵺「えっと…なんて言ったらいいか…」


玉「妖怪です。」


律「え？」


「ちょっと、玉藻先生…！」


玉「ですよね？鵺野先生。」


鵺「いや、あの…何か用かい？なんつって…はは…」




先生、それ全然誤魔化せてないです。




律「まだそんな子供騙しをおっしゃってるんですか？」


鵺「すいません…」


律「たとえ面白くても、そんな絵空事で生徒たちの関心を引くなんて間違ってます。」




どうやら律子先生は、怖がりのくせに妖怪や霊を信じない人らしい。


いや、怖がりだから、かな。




律「化学教師である以上、そんな現実味のない発言は無視できません！すぐに取り消してください。妖怪なんていないって！」




うわ…律子先生って怒ると意外と怖いんだ…


なかなかの迫力…




鵺「いや…妖怪は、ここに…」




鵺野先生と目を合わせ、玉藻先生を見上げたときだった。







？「ぬ〜べ〜!!」




先生を呼ぶ大きな声。


見ると、校門の方から走ってくるまことくんと広くん。




広「美樹が！美樹が大変なんだ！」


ま「ろくろ首！ろくろ首になっちゃったんだよ！」


「ええ!?」


鵺「なんだと!?美樹はどこだ！」


「あ、先生！」




走り出す先生を追いかけた。


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