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広「失礼しま〜す……おおおお!!」
克「超花子さん！すげえ！」
ま「あとで写真いいですか？」
おいこら、男ども。
なに勝手に入ってきてんだ。
広「あの！『開かないよ〜』ってやつ、お願いします！」
鵺「こ、こら…」
先生が止めに入るも、目を輝かせている。
花「…開かないよ〜。」
「「「おお〜!!」」」
花「って違うやろ！なんだこの感じは！誰も怖がってない！私は観光名所か！マーライオンか！」
花子さん、マーライオン知ってるんだ。
…って、そんなことは置いといて。
まあ、花子さんが怒るのも無理ないよね。
花「私たちおばけとか妖怪とかの在り方ってもんがあるでしょ？それをちゃんと教えなさいよ！」
鵺「すまん…」
花「ったく…もういい。私、転校するわ。」
て、転校!?
鵺「成仏しないのか？」
花「私のポテンシャルはこんなもんじゃない！次の学校に行って、もっとちゃんと怖がってもらう！」
そのとき、花子さんの話を聞いていたのか、クラスのみんながトイレになだれ込んできた。
郷「辞めちゃうの!?」
美「何で!?」
ま「…じゃあ、最後に写真いいですか？」
みんな必死な顔で花子さんを見つめている。
花「まあ…１枚だけなら。」
あ、いいんだ。
花子さんを真ん中にみんなが並ぶ。
ま「花子さん、次の学校に行っても元気でね。」
花「あ、ありがとう…」
鵺「Aは？入らなくていいのか？」
そんな私は、みんなとは並ばず、カメラを構える先生の隣に立ったまま。
「…私はいいです。写真、好きじゃないですし。」
先生なら、この言葉の意味、分かってくれるんじゃないかな。
霊感がある私は、写真を撮ると一緒に霊が映り込むことが多い。
先生も霊力の持ち主だから、きっと同じような経験があるはず。
案の定、先生は、
鵺「…そっか。じゃあ撮るぞ〜。」
何も聞き返してこなかった。
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悠梨(プロフ) - ∞山田∞さん» コメントありがとうございます！まだクラスのみんなに心を開けていない主人公ちゃんですが、作者自身も、彼女に本当の友達ができる日が来ればいいなと思いながら書いております。恋愛系は…どうでしょう？(笑)ご期待にそえるよう、更新頑張ります！ (2015年4月26日 20時) (
レス) id: aa49344936 (このIDを非表示/違反報告)
∞山田∞ - 悠梨さん» 面白いです♪クラスのメンバーと主人公ちゃんがしっかりと仲良くなる日がみたいです！！！！！！！！恋愛系これからもありますか？いろいろ長く済みません。更新頑張って下さい♪ (2015年4月26日 12時) (レス) id: 4d3c364740 (このIDを非表示/違反報告)
悠梨(プロフ) - ∞美里∞さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2015年4月19日 23時) (レス) id: aa49344936 (このIDを非表示/違反報告)
∞美里∞ - 面白いので更新頑張ってください！ (2015年4月19日 14時) (レス) id: 6a1aab89c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠梨 | 作成日時：2015年4月19日 13時
