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ま「じゃ、じゃあ、僕は行くね！」
バタバタと本を片付け始めたとき、ふと、彼が開いている本に目をやると、そこには、
「雲外鏡！」
ま「えっ、九嬢さん、雲外鏡知ってるの？」
知ってるも何も、昨日本で探していたのがこいつだ。
「う、うん。人間の心の闇を映し出す鏡、でしょ？」
ま「そう！それが、もしかしたら家庭科室にあるかもしれないんだ。」
「えっ!?」
そう言って見せてきたのは、童守高の卒業記念本。
そこには、「童守高七不思議の１つ、真実の鏡」と書いてあった。
「家庭科室の鏡には、夜中の12時になると、真実の姿が映る、って…これがまさか雲外鏡なの!?」
目で文字をなぞったあと彼を見ると、その目はキラキラと輝いていた。
ま「その可能性はあると思う。確信はないけど…」
そういえば、家庭科の授業のときに、私は感じた。
あのイヤな気配のことを思い出す。
「私もそんな気がする。」
ま「え？」
「私も、確信はないけどね。」
そう付け足すと、目を丸くしていたまことくんの表情が、ビシッとしたものに変わる。
ま「俺、このこと法子に伝えてくる！」
そう言って、彼は図書室から走り出した。
伝えるって、伝えてどうするの？
まさか確かめるなんて言わないよね…？
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サヤノ - 初めまして、悠梨さん、地獄先生ぬーべーの夢小説を熱心に読んでいます…サヤノと申します、以前はアニメのぬーべーも知っていますが実を言うと子供の頃に見た事があります、ヒロインちゃんが霊力少女ですね、以後よろしくお願いします！ (2017年7月5日 11時) (
レス) id: bd4916d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠梨 | 作成日時：2015年4月2日 3時
