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「ただ私も18とかそこらの歳でして、金銭面の問題というより社会経験を積むという意味で働きに出てるんです!…それで、家にはいつも
突然銀時が土方の手元から報告書とペンを奪い、端の方だけ破り捨てる。
「テメェ、何すんだ!!」
「るせぇな、解決なんだろ。もうこの紙切れはいらねぇじゃねーか」
そう言いながらペンで何かを書き入れ…
そこには住所と“万事屋”の文字。
「……よろずや?」
「俺らは大体そこにいるからよ。好きな時に来りゃあいい。場所がわからねぇならその紙誰かに見せて連れてきてもらえ」
「…!」
パッと顔を上げた
「……いいの?」
「十万がそれでチャラなら安いからな」
素直じゃない銀時にもう慣れっこな新八と神楽は顔を見合わせて苦笑する。
「……ありが、とう」
「家の事情に巻き込んでしまってすみません!真選組の方々もご迷惑をおかけしました…!」
そう言って頭を下げた2人は今度こそ良いかと近藤に確認を取りその場を立ち去った。
____その日以来、毎日のように万事屋に通う白い髪の少女の姿はかぶき町のいつもの光景の一部となったのである。
***
「あ、もう夕方だ」
「…思ったより時間かかったから。だれかが遅いせいで」
「ごめんって!私も仕事中だったんだよ…うわ〜ん、サボってたのバレたらまた怒られるかなぁ…これからは巻き込まないでよ〜…?」
「……お皿のこと、あの人に言う」
「それだけは…!」
「…はぁ」
「ていうか、そもそも万事屋にだけは関わるなって言われたでしょ?バレたら2人揃って怒られる気が…」
「…でも、“誰でもいいから”って言われた……」
「これだから頭のいい人は…私の台詞ほとんど
「……雛菊さんが、頭弱すぎるだけ」
「ひど」
to be continued…
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やっと終わった…今回出てきた2人の設定を次のページに載っけますね!
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作者名:木月 | 作成日時:2021年2月23日 15時