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少しのやり取りの後、沖田が部屋を出ていく音が聞こえた。

遠さがる足音が聞こえなくなったところで、私は肺いっぱいに溜めた空気を外へ押し出した。






すると、襖がゆったりとした慎重な動作で開けられ光が差す。
その眩しさに思わず目を細めながら、土方の顔を見る。








「無事か...?」








答えなかった。

私を通した誰かに尋ねているように思えたからだ。最愛の女、沖田ミツバ。土方は、私を通してミツバを見ている。






差し出された手を取ることなく、立ち上がって押入れから這い出た。

掌を天井に突き上げ伸びをした後、私は土方のほうを向く。









「今日の予定はなんだ?」

「まさかお前、一日中俺に付きっ切りってわけじゃねェだろーなァ」

「その通り、よく分かったな」

「まじかよ...」





げんなりとした様子で言う土方は頭を抱えて膝をついた。

土方を殺すため、土方を知る。土方を知るためには、土方をずっと見ていることが一番手っ取り早い。









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?京華月 桜?(プロフ) - 真選組の字が違いますよ。「新選組」は現実で、銀魂は「真選組」です。 (2018年3月16日 12時) (レス) id: 8b9ff51846 (このIDを非表示/違反報告)
A .(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2018年2月28日 22時) (レス) id: 7566c011e8 (このIDを非表示/違反報告)
恋姫-ここな-(プロフ) - とっても面白かったです!!その文才で私の小説を読んでいただきたい(( (2018年2月18日 20時) (レス) id: 1bf0eee3cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まま松 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月18日 19時

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