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Syp.side
シャオロンさんと別れ来た道を帰せば、彼女の母親と父親が此方にナイフを向けていた。
syp「...」
殺して良いものか...、と、インカムに耳を向けるが指示は聞こえない為、時間を稼ぐための行動をとる。
「...あの子を返しなさい！」
「そうだ！何のために今まで閉じ込めてきたと...、」
やっぱりか、と、インカム越しにゾムさんの声が聞こえた。
syp「どういうことですか、翡翠さん」
zm「あの子の両親はあの子を利用するために閉じ込めてきたんよ。予想はしとったんやけど..」
目の前の両親に顔を向ければ、相当醜く返せと喚いている。
syp「理由を、聞きたい。」
母親は怒声を一度抑え、言った。
「目的はあの子のペンダントよ。あの子の持つアレがあれば、私達は“あの世界„を見つけることが出来る！」
母親はまるで気でも狂ったかのように笑い出す。
syp「殺って良いですか」
15年間も娘を閉じ込めてきたくせに、その理由がペンダントの為など笑わせられる。
俺の問いに、リーダーからの了承の声が聞こえた。
父親は大分逃げ腰だが口封じだ。
syp「生憎、彼女はもうペンダントを持ちませんよ、」
二人の顔色が変わる。
「どういうこと！？」
「...君は誰なんだ..、」
口角が上がるのが分かる。
syp「ペンダントは、俺らが頂きました。そして、」
二人の怒声を無視しながら、剣を振り上げる。
syp「俺は、海賊です。」
そう呟いて、迷うことなく剣を下ろした。
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卯月(プロフ) - 夜琶さん» ありがと〜そう言って貰えて凄い嬉しいｿﾞ!! (2019年5月6日 21時) (
レス) id: f6b998a92e (このIDを非表示/違反報告)
夜琶(プロフ) - 卯月さん» ありがとううずちゃん...。でも僕はうずちゃんみたいな面白くて感動できる小説が書きたかった人生やったよ....ｳﾝ｡← (2019年5月6日 16時) (レス) id: 102bfcda8c (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - 凄いお洒落な感じの作品ですこい.....こんな作品を私も書きたかった人生だった....はい (2019年5月6日 16時) (レス) id: f6b998a92e (このIDを非表示/違反報告)
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