検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:6,927 hit

41 ページ41

二人の間にピリついた空気が流れる。

「まぁまぁその辺にしておきな。恵。この子は善悪の基準がわからない謂わば子供だ。」

その台詞にムキッーと怒る彼女の口に五条はロリポップキャンディを突っ込むと彼女は大人しくなった。

その様子に真希がプッと笑う。

「食うか?」

真希が差し出したしっとりクッキーを彼女はジッと見つめると大事そうにポケットに入れた。

「ありがとうは?」

『・・・ありがとう。』

ガキじゃん笑笑と野薔薇が笑うとまたむすっとした顔になる。

『私だって信者とかの前ならちゃんとしてるし!』

たしかに彼女は信者たちの前では非常にカリスマだ。

しかし本性は子供、幼さを見透かされて羞恥で顔が赤く染まった。

こうやって同年代の人と付き合わせることで思いやりとかそういうのが身に付いていくはずだ。

手持ちの呪霊を可愛がれるくらいには思いやりがあるのだから。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←40



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かむかむ | 作成日時:2021年5月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。