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「「「「えぇ！？
特級相当の呪詛師を保護したぁ！！？」」」」
パンダ、真希、伏黒、釘崎の四人はぎょっとした顔をする。
「おかかぁ！！」
狗巻も驚きの声を上げた。
「そうだよ。どうやら悠仁の元同級生らしくてね。ちなみにあの夏油傑の実妹だ。相当仲が悪く彼が死んだ後に組織を乗っ取っていたらしい。」
「話聞くだけでも悍ましいな。でも夏油傑って呪術師大好きだろ？そんなに才能のある妹なら溺愛してそうじゃないか？」
真希の不思議そうな顔でたずねる。
「兄妹だもの。かえってそうもいかないのさ。」
二人の拗れた関係を想像するのも気が滅入る。
「というかそんなの上が黙っていないでしょう？」
呆れた顔の伏黒に五条はまた答える。
「いや、彼女は上層部とズブズブの関係だった。
上層部は呪詛師である彼女に表沙汰にはしたくない案件や呪詛師界の統率を取る事を依頼していたのさ。
保護はともかくさっさと呪詛師としての仕事に戻らせろという事だ。」
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作者名：かむかむ | 作成日時：2021年5月6日 23時
