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「アイツらは君の呪詛師としての活動を大いに気に入っている。君はまだ未成年でついこの間まで中学生だったというのにね。」
その台詞に名前は忌々しいと言わんばかりの表情に変わる。
『あのねぇ。アタシを子供扱いするの、やめてくれる？私一応教祖だし、保護されるっていうよりは危害与えてる方なんだけど。これでも一応アンタの敵どもの親玉なのよ？ほんとなに考えてるのアンタ。』
クッソムカつく。
そう言って彼女は舌打ちをした。そりゃそうか。名前今でずっと一人で誰にも庇護を受けることなく、育ってきたようなものなのだ。
それを今更子供としてみられるなんてただ癪に触るに違いない。
「いいや。君は子供さ。今まで与えられてこなかった与えられるべき権利を与えられるようになる。僕のような大人としてはそれが至極真っ当な行為なのさ。」
真剣な顔で見つめる顔に虫の居所が悪くなり、そっぽ向く。
そんな彼女に五条は楽しそうに笑った。
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作者名：かむかむ | 作成日時：2021年5月6日 23時
