検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:6,932 hit

おそろい ページ19

『・・・ナニコレ。』

泣きじゃくる。順平。呪霊に食いちぎられた彼の母。

“呪霊に食いちぎられた“

あぁ!!貴方!!アナタァ!!!どうして!どうしてぇ!!イヤァァぁぁぁ!!

頭がグルグルする。苦しい。真っ黒に塗りつぶされていく思考の中、順平の一際大きい泣き声に意識を取り戻される。

ゆっくりと彼に近付く。

順平の大きな黒い目がジッと名前を見る。表情の抜け落ちた彼女の様子に戸惑う。

名前は順平を抱きしめる。

『好きにしろよ。好きに。それには意味があるんだから?それは宿難の指、呪霊を呼び寄せる呪具だ。

理不尽でしょ?人生ってそうだよ。アンタの人生にその営みに意味なんてないの。

じゃなきゃこんなことになんないでしょ?

だからアンタが嫌いな奴、アンタを嫌ってる奴も同じ。だからさ、』

順平、アンタはどうしたい?


『アタシはそうしたの。そうやって生きてくことにしたの。だからアンタも、』

里桜高校での事件→←白



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かむかむ | 作成日時:2021年5月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。