#33 世界一幸せ…？ ページ33
…私を好きにしてから
うつ伏せのまま
私を見てるユノくん
まだ息を弾ませて
額にうっすらと汗
セットしてない髪が乱れてて
わずかに潤んで見える瞳…
…終わった後のユノくんは何にも代え難いくらいきれいで
それを独り占めしてる自分は世界で一番幸せだって真剣に思う私
ユノくんが
私に向かって差し出した右手の
中指にあるほくろが私は大好きで
チュッと音を立ててそこにキスしてあげると
ユノくんが笑った
「A、くすぐったい」
ユノくんは
ベッドの中でだけ『A』って呼ぶ
それはとても特別な感じがして
今この時のユノくんは
私だけのユノくんなんだって思う
ほんのひと月前には考えもしなかったことで
でももう
ユノくんがいない人生なんて考えられない
…ユノくんは同じ気持ち？
口に出してみるのはなんとなく勇気がなくて
ユノくんの腕の中に潜り込む
「…Aに会えてよかった」
…本当？
ユノくんはまた笑って
「運命だから」
って言った
「…そもそもの始まりは
チャンミンが熱出したことでしょ？
それがここまでつながったんだから
すごいことだなって
時々感心してるよ
本当に」
…ユノくん
も一回ぎゅってして…
「はいはい
ぎゅっ」
…ユノくんのぎゅって大好き
もう他に何にもいらない…
ユノくんは私をぎゅってしたままで笑った
「…なんかAに会うまで
どうやって過ごしてたんだっけって思うことがある
逆に
これから先
Aがいなかったらどうすればいいのかなって思うこともある
…もうAがいない人生なんて考えられない…」
…同じ事考えてたんだね
幸せだよね私達…
ユノくんがよしよしって頭をなでてくれて
「疲れたでしょ
寝る…？」
…うん
じゃあユノくんがお昼ご飯食べてから寝るよ
カレーもう一回温めるね？
キッチンに行ってカレー温めて
…のど渇いた
なんか冷たいもの…アイスもいいな
冷凍庫開けたら
…あれ
私のアイスがない…？
ねえユノくん
もしかしてアイス食べちゃった…？
「あ…昨日の夜
チャンミンと一緒に食べちゃった…」
もしかしてビールも？私のプレモル…
チーズとサラミまで…！
わーんひどいよ
何にもなくなってるう
「…ごめん
そんなに大事だとは知らなくて…
ごめんね本当
なんでもするから…Aちゃーん！」
…もう知らないっ
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆず(プロフ) - こんにちは。いつも楽しませてもらっています。昔の記憶ですが、ちゃみの真子との出会いのお話読んだ記憶があるのですが、どのお話だったか忘れてしまいまして。よろしければ教えてもらえないでしょうか？お願いいたします^ - ^ (2016年1月29日 13時) (
レス) id: 3f7a019104 (このIDを非表示/違反報告)
みよちゃん(プロフ) - (≧∇≦)とうとうベビー誕生だぁ！！！さてさてどんなパパになるのかな？すっごい楽しみ〜 (2012年9月21日 22時) (レス) id: 7e43b41b7d (このIDを非表示/違反報告)
実紅(プロフ) - みよちゃんさん» 私もこんなユノ欲しい…どこかに売ってないかしらｗ (2012年9月3日 16時) (レス) id: f3dd7c2c8e (このIDを非表示/違反報告)
みよちゃん(プロフ) - 何かいいなァ〜・・・私にもこのユノが欲しいッ！！！(>_<) (2012年9月1日 14時) (レス) id: fffb745567 (このIDを非表示/違反報告)
実紅(プロフ) - みよちゃんさん» また自分で書いたユノに惚れ直してます( ´艸｀)ユノかわいいでしょ!?でもテキトーでお片付けできない子(^з^)-☆ (2012年8月25日 5時) (レス) id: f3dd7c2c8e (このIDを非表示/違反報告)
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