【実況者】街で出会った君 (ページ1)

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俺は昔からゲームが好きだった
ある日、とあるきっかけがあってゲーム実況を始めた。
今ではそれをきっかけになんの取り柄のなかった俺がゲーム実況をきっかけにどうやら有名になったらしい

なったらしいっていうのはまぁ自覚がないだけなんだけどな！

そんな自覚無し有名人な俺はニコニコ運営主催のイベントのため(まぁほぼ遊ぶため)
北海道からはるばる上京してきた

もう何度も上京してるけど正直俺は東京と言う街に全く慣れなかった
今回はいくつかイベントがある関係で１ヶ月ほどこっちで暮らす予定だ

「ふぃ～」

とりあえず俺はその場に寝転ぶ
費用は全部運営が出してくれるらしいけど…

「このマンスリーマンションさすがに狭いな…」

１ヶ月程だけど実況の更新は止められないから事前にPCと機材、それと持ってくるのも面倒だから服とかは送っておいた

しっかし…狭い。
やっぱ北海道帰りてぇな…

ぼーっとしててもしょうがないから立ち上がる
「しゃあねぇから探索すっかー」

マンションの周りにはスーパーとコンビニ。
あとは小学校があって住宅街だしかなり静か

面白いこともないのですぐに家に戻ってきた
こーすけとフジは仕事の都合で明日から来るらしい
要するに俺はひとりぼっち…

なんか急に寂しくなってると突然携帯が震えた

こーすけ{キヨ、今寂しいべ？ｗｗ
フジ{僕らが居なくて泣いてない？

長年の付き合いの勘なのか二人からLINEが来ていた

うっせ！！フジ死ね！ｗｗｗ}キヨ

フジ{あぁん！キヨ死ねって言わないでよぉ！
こーすけ{とりあえず明日朝いくから！レトさんとか暇なんじゃね？

あーそっかレトさん…

そうかもー！連絡してみる！あと、部屋くそ狭いから！}キヨ

と送ったあとフジが何か気持ち悪いこと言ってたけど無視してレトルトさんに連絡してみることにした

レトさん！夜暇だったりしない！？}キヨ

気づくと夕方だった
俺はレトさんの返事を待ってる間に寝てしまったらしい…
携帯にはレトさんからの返事が返ってきていた

レトルト{おー！暇だよー！そいや今日から東京でしょ？メシでも行く？
行くいく！！！じゃあいつものとこ１９時！}キヨ