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不思議の国のアリス6 ページ6

た「みんな酷い。
ひよりんにいたっては
悪口にすらなってないから!
なんなの。この虚しい感じ(>_<)」


ま「…。
そんなに虚しいならお前もギロチンの刑」


た「うそーん。」


目を丸くした武政は
捕まってたまるかと
逃げ出しました。

それを追うように
四人も裁判所を飛び出します。


ま「逃がすんじゃねーぞ!
追え!追って首をはねろ!!」


自分を追い掛ける女王の言葉に
Aは真っ青になりました。


そして前を走るウサギに
必死になって追いつきます。

他の三人は自分を守るように後ろへ。


彼らの気遣いに感謝しながら
Aは武政を見上げました。


『ねぇ、そこの緑の人。』


た「緑の人って…。
僕には九条武政って名前があ


『そんな事どうでもいいから。
あんたこれから何処行くの?』


武政がまだ言い終わらないうちに
Aは質問しました。


た「どうでもいいって…。
九条さん純粋だから
結構傷つくんですけど…泣」


”ウジウジすんな!”と
半べそをかいている武政の頭を
Aは一発殴りました。


た「痛い…泣
とりあえず眞弥先生の
手の届かない所かな。

あ!もし逃げ切れたら
九条さんと一緒に暮らす?」


『えっ…///』


ニコニコと屈託のない笑顔を浮かべ
悪びれもせず堂々と誘ってくる武政に
Aは思わず顔を赤らめます。


准「武政のくせに女の子口説いてる〜。」


み「Aちゃん。
男は慎重に選ばないとダメだよ。」


ひ「Aちゃんは渡しませ〜ん。」


『えーっ…///』


トランプの兵っぽい男たちに
追い掛けられているにも関わらず
そんな会話をする五人に
ますます腹が立ったのか
女王は心の底から
腹立たしげに叫びました。


ま「首をはねろぉぉおおおーー!!」

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はくれい&ゆっくりひな - とても面白いし完全に、ヤバそうでした(*≧∀≦*) (2015年10月8日 19時) (レス) id: 937ff5595a (このIDを非表示/違反報告)
Z(プロフ) - ちびすけ。さん» 赤い字を押しても戸のペーは存在しませんになります(>_<)こっちの不具合かもしれませんが! (2015年2月26日 21時) (レス) id: b35d731f20 (このIDを非表示/違反報告)
ちびすけ。(プロフ) - Zさん» 遅くなってすみません(>_<)小説が見れないとは表示されないって事ですか? (2015年2月25日 22時) (レス) id: 68128786f6 (このIDを非表示/違反報告)
Z(プロフ) - 違うサイトのほうに行ってみたのですが小説が見れません(。í _ ì。) (2015年2月21日 23時) (レス) id: b35d731f20 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ@(プロフ) - リク失礼します! 九条さんで甘裏お願いいたします! (2015年2月7日 15時) (レス) id: 43c50d498d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちびすけ。 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/541/anotherside9/  
作成日時:2015年1月16日 23時

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