友達がみんなイケメンすぎて辛い【黒バス・テニスの王子様】

2話、神に愛される私 ページ4

家出をしたら誰の家に行こうかなー。
やっぱ家が大きいし征十郎パイセンの家かな、
でもそれだと私の目が焼けるかも知れないからなー。イケメンすぎて。


とか考えていたら

「姫神さん。入ってきてください」

『はーい』

もう呼ばれちゃった
さぁ、はたして、キセキやさつき先輩くらいのイケメンか美少女がいるか否か


『えーっと、帝光中学校から来ました
姫神Aです。今日からよろしぃぃい、くお願いします。』


私がなぜ＜よろしく＞としっかり言えなかったと言うと
いやね？ヤバいイケメンがいたんですよ。
変な人って思われてないよね。大丈夫だよね？

それより
ヤバい。あれ絶対髪サラサラだろ。一分でいいから、嫌、30分は、触らせてほしい。てか、あの黒目がちの目あの目と1時間見つめ合いたい。そしてなんといっても、あの半袖から出る＜腕＞ 中1にしては、がっしりしてるんだけど、まだ細いってとこがたまらん。サイコー、細マッチョの鏡だな

「みんな、いろいろ教えてあげてね。

えっと、Aさんの席は、
越前くんの隣よ」

越前？誰だ？

「あ、一番後ろの窓際の子よ」

『はーあぁあ、いっ』




また、喋り方が可笑しくなったが、今は、そんなの気にしない。
どうやら私は、神に愛されているようだ。ありがとう。神よ


『よ、よ、よろしく』

近いともっとイケメンに見える。
キセキ並の美形じゃない？？この子。

「うん、よろしく」

待って私、今、キセキ並のイケメンくん(越前くん)にてっ、手、手、手を差し出されております。

「ん、握手」

『あ、うん』

私が越前くんの手を握ろうとした瞬間

「おい、越前ずりーぞ！！」
「そーだ、そーだ！！」
「席変われ！！」


おい！クソガキども邪魔すんじゃねーよ！！
手が、手がぁー
と心の中で思いながら

横目で隣のやり取りを見る。ま、私可愛いもんね。変わりたい気持ちも分かんなくもないけど。

「こら！授業中よ静かに！！」

あ、怒られてやんの

それよりさ、私1年の勉強もうやったんですが、もう一回全部やるのかー、めんどいな。
とか思いながら私は、机に顔を伏せ目を閉じた。ふりをした、なんでふりかって？


そりゃ越前くんを観察するためだよー

3話、エコー→←1話、シナリオ

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

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