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始まり ページ6

まだPG生だった頃。
2014年の三代目さんのライブにサポートメンバーとして参加さえていただくことになった。


昔から男性に混ざって踊っていて、女の子とたちと踊ることはあまりなかった。
ダンスが女の子っぽくないんだよね(笑)


そんな理由で今回も男に混ざって、男の子と同じ衣装でサポートダンサーをしていた。
今のメンバーがたくさんいて心強かったな。









ツアーも終盤に差し掛かった頃、疲れが抜けていなかったのか少し体が重い中リハを切り抜け本番を迎えた。

なんとなくやばいな〜と思ってたら案の定少しバランスを崩し足首を捻った。

それでもなんとか一曲踊り終え誰にも気付かれないように逃げるようにトイレに駆け込んだ。

その姿を見ていたまこが



慎「千鶴ちゃん?大丈夫?」

『大丈夫だよ〜、おしっこもう我慢できない(笑)』

陣「女の子がおしっこっとか言わない!」

『ごめんなさ〜い(笑)』




そんな会話をしながら個室で足首を見てみる。

酷くはないけどちょっと腫れててやっぱり痛い。




『もう少し時間はあるけどバレたくないな…でもテーピングしないと痛いしな…』




と、ブツブツ呟きどうしようかなぁと悩みながら控室に戻る。

ドアを開けるとみんな次の衣装に着替えていた。






健「漏らさなかったか?(笑)」

『大丈夫だし!もう19だし!(笑)』

堀「お姉さん」

『そうだよ!あんんたちみたいにお子ちゃまじゃないの(笑)』






そんな会話で痛みを紛らわせながら自分の着替えスペースへ。

一応女の子なんで、着替えする場所はパーテーションで仕切られている。
別に見られてもいいんだけど。ここで裸になるわけじゃないし(笑)









とりあえず着替え終えて、パーテーションの中の椅子に座って考え込んでいた。

どうやって誰にもバレずにテーピングをゲットしようか…

みんなここにいるから絶対バレるな…

先生に携帯で連絡する?

いや、怪我したこと怒られそう…

スタッフさん?どうやって……?

ん〜……………









考え込んでいたからパーテーションの中に人が来たのに気付かなかった。

自分の足元見ていたら、視界に違う足が入り込んできたからビックリして顔を上げた。

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美咲(プロフ) - 続き楽しみにしてます。無理しない程度に投稿してほしいです。 (2022年7月3日 18時) (レス) @page12 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
kiyoxilevb(プロフ) - 美咲さん» 頑張って書かせていただきます! (2022年6月27日 8時) (レス) id: 47d1369977 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2022年6月24日 14時) (レス) @page12 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陸鶴 | 作成日時:2021年10月2日 23時

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