告白 其の二 ページ24
in輝
え、僕…今なんて言った？
僕が好きなのは清瀬さんだけど
何気に言った、ぽろっと
素で出てた？
マズい、焦る。
と同時に羞恥心に襲われる。
恐くて相手の反応が見れなかった。
ドサリ
音がする。
清瀬さんが持っていた荷物を落とした音だった。
恐る恐る顔を見る。
輝「…っ」
彼女の表情には驚きと共に絶望が浮かんでいた。
次の瞬間、見開いた眼がくしゃりと歪む。
主「……何で…そんなこと言うの？
ずっと避けてたのに…分からないように、気づかないように…必死にフリをして！
…避けてきたのに、」
彼女の瞳から涙が零れる。
清瀬さんはそれに気づいたようにハッとすると、手でこするように拭った。
輝「目元、腫れちゃうよ」
そう言って手を伸ばすとパシッと払われる。
主「ごめんなさい、送ってもらっていいですか？」
顔を伏せて彼女は言った。
表情は分からないけど…酷く冷たい声だった。
・
そのまま、特に何も話さないまま、二人で歩いた。
気まずくて、息が詰まりそうで…
酷く寂しい時間だった。
気が付けば、清瀬さんの家に着いた。
主「送ってくれて、ありがとう」
抑揚の無い声だった。
俯いている彼女はとても小さくて、今にも消えてしまいそうで…
たまらなく不安になる。
輝「うん、また明日、学校でね」
だから、『また明日』なんて縋るように言った。
反応は無い。
輝「じゃあ」
それだけ言って、自分の家の方へ足を進める。
主「源くん！」
後ろから声がかかる。
振り替える。
暗くて表情は見えない…でも、
主「お願い！
今にも泣きそうで、震えるくらい不安でいっぱいなことは伝わった。
僕の返事も聞かないで家の中に戻った彼女の言葉の意味を考える。
一つ、分かることは僕は彼女の中の超えたらいけない一線を越えてしまった事だろう
・
問題 源輝と清瀬Aをハッピーエンドでくっつけなさい。
回答 え、どうしろと？？
本当に綺麗にまとめられるか不安だわ
あ、お察しの読者様もいらっしゃると思いますが、暫く原作からは遠のきます。
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minimum(プロフ) - ここで終わるの、気になりすぎます。とっても面白かったです！こんな夢中になるような作品に出会えて嬉しいです。ありがとうございます。続き、期待してても良いですか！？ (4月4日 20時) (
レス) @page33 id: 2677f851e2 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこって美味しいですよね - あばば…終わってしまった……しかも2年前だと？！？このコメが届いたら嬉しいのですがね…応援しております。まじで最高です🥹🥹🥹 (4月1日 23時) (レス) @page33 id: f91a4d9a84 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 夢小説だと思えないくらいの濃い話をありがとうございます！！輝くんと夢主さんが幸せになれますように！！ (2月26日 21時) (レス) @page33 id: f39889db93 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 最新待ってます‼︎ (8月2日 8時) (レス) @page33 id: 8da118ebe3 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 終わり⁉︎終わりなんですか⁉︎そんな、、、続きが気になりすぎる、、、、 (2023年1月3日 17時) (レス) @page33 id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2020年6月7日 16時
