episode3 。 ページ5
キ「 まぁまぁ 。 良いだろ 〜 ! さぁ 、早く部活に行けよ ! 」
キヨ君は 、そう言うと 4人を教室から 押し出し レト君が何か 言おうとしているが 、またな 〜 ! と言って 教室の扉を閉める 。
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しばらく 沈黙が続く 。何を話して良いのか分からなくて 。
キヨ君は 、何で部活をサボったのか 。
とか聞いてみたいけど ..
そして 、その沈黙を破るのはやっぱりキヨ君だった 。
キ「 いい様に使われてるね 。 」
キヨ君は 、いつもより比べ物にならないくらい 暗い表情で なおかつ 低い声で 喋る 。
そして 、「 いい様に使われてる 。 」と言われ 私は 思わず え ？ と声を漏らす 。
いつもより 雰囲気が違う彼 。
私は 、何か不快な事をしてしまったのだろうか 。
でも 、私は 彼を不快にさせる行動なんてしてないと思うのに 。
キ「 Aって お人好しだよな 。利用されやすいって言うか .. 」
彼は 、そう言うと 私を見詰める 。 利用 ... される ？
よく分からなかった 。
人の役に立てればそれで良い 。とずっと思ってきたから 。
私は 、いつの間にか 利用されていたの ... ？ でも 、利用されたとしても 役に立っているなら それで良いんじゃないの .. ？
『 人の役に ... 立てるなら 、私はそれで良い ..よ .. 私 、目立たないし クラスの為にといったら 、このぐらいしか 私できないし .. 』
キ「 ... そ 。 お人好しすぎるのも やめた方がいいよ 。 これは 、俺からの忠告だから 。 」
思わず 、声が出た 。
私は クラスの為に 頑張りたいんだ 。
人の役に立ちたいんだ 。
私がそう言えば 、彼は 少し 心配そうな表情をするが 、一瞬で 真顔に戻った 。
そして 、また 変わらず低い声で喋る 。これ 本当にキヨ君なの .. ？
私が知ってるキヨ君は いつも 笑顔で 明るくて 声も 大きくて 優しい 。そんな キヨ君だ 。
今 、私の視界に映ってる キヨ君は 声が低くて いつもより 音量が 小さい 。
そして 、表情が暗かった 。
心配してくれて忠告してくれてるのだろうけど .. でも ..
『 こんなの .. キヨ君じゃない 。 』
私は 、思わず ポロっと声が出てしまう 。
そして 、それを聞いた キヨ君は 口許を緩めるが 目は 笑っていなかった 。
私 、失礼な事 言っちゃった ____
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なみの - 5年前の過去作にコメント失礼します・・めちゃくちゃ好きです！！！！！ (10月14日 14時) (
レス) @page22 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 。 x他1人 | 作成日時：2018年11月25日 11時
