【おそ松さん】松野家次男、妹を狂愛している件について

松野家の朝 ページ1

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松野家の朝は早い。

…いや、正確には



松野家長女松野Aの朝は早い。




｢ふあ、ねむたぁ…まだ寝てたいぃ…。｣

そう独り言のように呟き、目をゴシゴシと擦っていると鏡越しに目が合った。







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…もう一度言おう鏡越しに目が合った。






｢グッドモーニング！今日もAは可愛らしいなぁ…！ああ、その姿で外へ行き誰かを魅了するのか？

ンン〜？それは許されないなぁ！俺以外の男の目にその姿が映るなどあってはならない！

ゆえに、やはりAを幽閉する必要性が……。｣


｢はいはい、おはよ、クソサイコパスイタ次男。って、おい待てこら、その手に握られてるのはなんだ、ちょっ、ま……！｣







｢いやああああ!!近づいてくんな!!｣




手には手錠、そうして鼻息荒く近づいてくる次男の姿。



毎朝恒例ヤンデレ大運動会の、開幕である。







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