4.キヨの記憶 ページ4
キヨside
当たっていた。けれど俺の記憶に「下の名前」なんて覚えがない。なぜ俺は「下の名前」を知っているのだろう。もしかすると、あの時のことがわかるかもしれない。だが、
ーーーいまは追求しない方がいいだろう。
なんとなくだけど。
ーー10年ほど前
キヨ「行ってきまーす!」
キヨの母「気をつけて行くのよ。早く帰ってきてね。」
キヨ「うん!」
俺はそういい、元気よくドアを開け、公園へと歩き始めた。
その時、前から声がした。
???「危ない!!!!!!!!」
キイィィィィィィィィ
ドスッ
俺は避けることができなかった。それからの記憶がはっきりとしない。記憶を失ってしまったようだ。
覚えている記憶は途切れ途切れで、1人の「女の子」と一緒に遊んでいる記憶がある。それが誰なのか、俺にはわからない。もしかすると
「下の名前」なのかもしれない。
何も知らない方がいいかもしれない。
何か俺が思っているよりも深刻なことが起こっていたかもしれない。
何があったか、3年ほどの記憶がほとんどない。
思い出すのが怖いよ。母さん。
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飴衣てら - いちご丸さん» コメントありがとうございます!頑張っていきます! (9月24日 11時) (レス) id: 089e2d6d85 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - すごく面白いです!更新頑張ってください (9月13日 22時) (レス) @page23 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
蓮衣てら - ののさん» コメントありがとうございます。よかったです! (6月3日 21時) (レス) id: df4159117f (このIDを非表示/違反報告)
蓮衣てら - おかりんぬさん» コメントありがとうございます。これからも頑張っていきます。この小説が終わったら投稿できたらなと思います。 (6月3日 21時) (レス) id: df4159117f (このIDを非表示/違反報告)
蓮衣てら - 美羽さん» コメントありがとうございます。嬉しいです。これからも活動頑張っていきます! (6月3日 21時) (レス) id: df4159117f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴衣てら_355 | 作成日時:2023年5月28日 17時