おとな□ut ページ30
午後11時半。
ここは都内の少しお高いホテル。
10階から眺める夜景。
緊張でその夜景から目が離せない私。
こんなはずでは…。
大阪の勤め先から、出張で1週間の東京。
上司と一緒に新幹線に乗ってやってきた。
日中は仕事を全うして、やっと休める夜。
なのにどうして……
『どうして鬱先生と部屋が同じなのですか…？』
それを聞いた上司、愛称「鬱先生」は、呆気に取られた顔をして、しばらくすると笑い出した。
「逆になんで別の部屋なんよw普通に考えてそれはありえへんやろ」
『この状況のほうがありえませんよね？！』
この方は、私の上司で、女癖や煙草のにおいがキツイことで有名な鬱先生。鬱先生はあだ名？らしい。
見るからに軽そうな風貌で清潔感が見られない、反面教師な人。
そんな人と同室なんて……いくらそういう経験がないとはいえ、流石に危機感は覚える。
何をされるかわからない、ここは慎重に行かなければ…
ベッドに座って上着を脱ぎ、ネクタイを緩めてくつろぐ鬱先生を見つめ、警戒する。
「なんや、そんなに怖がらんといてや」
ねっとりとした話し方。
じりじりと近づいてくる彼。
「リラックスして、な？」
私を壁まで追いつめて、ニッコリと微笑む。
と同時に、私の身動きが取れなくなった。
『っ！や、やめてください！』
「だいじょぶだいじょぶ、悪くはしないから。
それに知ってんで？Aが俺を気になってることも。ガールズトークはさぞかし楽しいやろなぁ」
『！！！』
図星で、何も言えなくなってしまう。
「いくら俺がクズ男に見えても、気持ちには抗えんもんなぁ…俺はそこにつけ込んでまうけどなぁ」
慣れた手つきで肌に触れる。
『ひうっ…』
「くすぐったい？だんだんきもちよくなるからなぁ。
ベッド行こか」
なされるまま、ゆっくりとベッドにおろされた。
もう、何も抵抗はできない。
「あんなにたくさん俺の事話しとったんやから、何も知らん純粋な子やないはずよな？
なら、今から何するかも分かっとるよな。
………前々から狙ってたんや、嫌や言われてももう止められへんからな」
長い夜は、まだ始まったばかり。
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大変ご無沙汰しております…！！！
お久しぶりです！！あけましておめでとうございます！！
高校生活1年目ももうすぐ終わろうとしていますが…！
地道に更新していきます┏○┓
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如音 梨音(プロフ) - 清香-きよか-@リツさん» いえいえ！こちらこそレスを返していただけるなんて…恐悦至極です… (2017年12月7日 16時) (
レス) id: 41af6f969f (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-@リツ(プロフ) - 如音 梨音さん» なんと…とても有難いです！信者だなんて…嬉しいです〜！今後もぼちぼちですがおすまんは書いていくと思うので、そのときはよろしくお願いしますね！笑 (2017年12月6日 22時) (レス) id: 133be5b033 (このIDを非表示/違反報告)
如音 梨音(プロフ) - 清香-きよか-@リツさん» 前作から見ております清香さん信者でございます…オスマン先生大好きなのでありがとうございます！ (2017年12月6日 21時) (レス) id: 41af6f969f (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-@リツ(プロフ) - 如音 梨音さん» ありがとうございます…！学パロのおすまんは大好物なので書きました← 頑張らせていただきますね…！ (2017年12月6日 20時) (レス) id: 133be5b033 (このIDを非表示/違反報告)
如音 梨音(プロフ) - オスマン先生ー！大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年12月6日 18時) (レス) id: 41af6f969f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：清香-きよか- | 作者ホームページ：http://twitter.com/kiyoka_uratsuku/
作成日時：2017年11月22日 21時
