遅い ◆shao ページ13
これは、俺が大学生だった時の話。
始まりは、高校卒業時まで遡る。
卒業。
それは俺にとってただの切なさしかなくて、将来の夢のない不安を抱えて、
一応程度で受かった大学へ無理矢理羽ばたいていく最悪の門出。
つまらない卒業式を終えて、それぞれ皆と写真を撮った。
「シャオロンくん」
ふと声をかけられた。
同じクラスの、彩実(あやみ)という女の子で、小柄でとても可愛らしい、
＿＿＿＿＿＿＿＿気になっていた人。
2年生になって、同じクラスになった彼女が話しかけてくれるようになってから、
俺の気は「とある人」から傾きつつあった。
そんな彼女からの呼び出し。なんとなく予想はついてた。
「シャオロンくん、あなたが好きです。私と付き合ってください。」
ありきたりな告白。愛の言葉。
それでも、俺の心が満ちていくには充分過ぎる言葉で。
「はい。喜んで」
そう言うと、彼女は泣いていた。
.
それから、お互い違う大学に行ってからも、頻繁に連絡は取り、デートも何度もした。
もちろん、喧嘩だって、倦怠期だってあった。
それでも、俺と彩実の関係を保ってくれていた、俺の友達がいた。
.
＿＿＿＿＿それが、「とある人」、Aだった。
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清香-きよか-@リツ(プロフ) - うえちゃんさん» めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございます！！！ (2019年2月9日 13時) (
レス) id: 5382de3698 (このIDを非表示/違反報告)
うえちゃん - マジ神。ありがとう (2019年2月2日 14時) (レス) id: beb530ac6d (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-@リツ(プロフ) - 扇@リョクさん» うふふ、新しいのも見てね(宣伝) (2017年11月23日 10時) (レス) id: 133be5b033 (このIDを非表示/違反報告)
扇@リョク(プロフ) - 清香-きよか-@リツさん» そこで軍曹使ってくるの嫌い（だいちゅき） (2017年11月23日 0時) (レス) id: 73072c82de (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-@リツ(プロフ) - 扇@リョクさん» 嫁いびり書きたかったんだぁ(恍惚) (2017年11月20日 17時) (レス) id: 133be5b033 (このIDを非表示/違反報告)
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