fourty. ページ40
ついに門の前。
そばのメイドが一歩前へ出て、兵士の目の前に立つ。
「出国を許可願いたい」
「許可証は」
「ここに」
兵士は偽の許可証を持って、眺めた。
しばらくして、
「……確認した。通ってよし」
と言って、門を開けた。
俺は内心ガッツポーズをして、メイドと静かにハレラグーンを出た。
.
.
.
張り詰めた空気のままずっと歩いた。
すると、ハレラグーンから十分離れたところに、小さな湖があった。
「はぁ〜…!!休憩しようぜ」
俺はドサッと腰を下ろし、湖に手を入れて涼む。
「はい!………緊張した…バレるかと思った…」
メイドも俺と同じような気持ちだった。
「なあメイド。お前」
そう言いかけると、メイドはしかめっ面をした。
「………そろそろ、その言い方やめてもらえませんか?」
「じゃあ名前教えろよ」
「私は深空。深い空と書いてミクです。」
「あぁ。じゃあ深空な。」
メイド、改め深空に。
「深空さ、Aを救ったらどうするんだよ」
すると、深空は動きを止める。
「…………それは_____」
.
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その刹那。
.
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.
「_____やっぱり脱出してきちゃうよねぇ?」
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そこには、黒マントを羽織ったAではなく___
いつしかの、コードBとコードNが居た。
fourty one. (かなり閲覧注意)→←thirty nine.
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清香-きよか-(プロフ) - simezi2♯ミッフィー。さん» キャーーーーありがとう有名めじちゃん!!!!!! (2016年9月22日 17時) (レス) id: 84c3aa1eff (このIDを非表示/違反報告)
simezi2♯ミッフィー。(プロフ) - 続編おめでとうううう!!!!!!!!!!!更新頑張れよお!!!!!!!!!!!!!1 (2016年9月22日 17時) (レス) id: 99e2b92fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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