【調査書40枚目】 ページ40
あぁ嫌だ。
こんなキヨを見ていると変な気分になる。
頭ん中ゴチャゴチャ。
サイコパスの殺人鬼なのか、子供の面倒見がいいお兄さんなのか…
面倒見が良いとか気持ち悪っ。
「おい今なんか失礼なこと考えただろ」
「いえいえそんなハズ」
「思ったな」
「面倒見が良いとか気持ち悪っ。」
「開き直ってんじゃねぇよ」
キヨは私に呆れつつ、子供を抱っこしてジャングルジムを登る。
私はというと、ユキちゃんと一緒に滑り台に向かった。
「わーい！はやーい！」
滑り台は砂をまくと、とてつもなく速く滑る。
やりすぎると降りたときの衝撃で腰をやられるのだが。
「おねーちゃんもやろ！」
「私はいいよ。ユキちゃん楽しんで」
さすがにこの滑り台の小ささでは滑れない…
すると、背中にヒヤリとした液体が。
「ふわぁぁあっっ！？」
「ははははははっ！！おねーちゃんビショビショ！ww」
キヨと一緒に遊んでいた子が、私に水鉄砲を向けていた。
…………これいくらすると思ってるのよ。
気付けば、その子の背後には、ホースを持ったキヨの姿が。
「ちょ、ちょ！？！？」
「「大噴射！！！！！！！！！」」
水道で女の子が思いきり蛇口を開いて、キヨの持っているホースから私に大量の水が降りかかる。
ユキちゃんはちょうど滑り台の影にいて、無事だったが、私が凄く無事じゃない。
「…………ちょ、タスク、これやべえかも」
「えっ！？やろうぜって言ったのキヨおにーちゃんなのに！？」
「あっバカ！言うな！！」
「キヨおぉおぉおおぉおおおおぉおおぉおぉぉぉぉおぉおおお！！！！！！！！」
私はキヨのホースをぶんだくり、そのままキヨの顔面に吹っ掛けた。
「おぶぶふ！？おぼぁ！！！！」
「Aおねーちゃんキレたーーー！！！wwww」
「鼻に！！！鼻に入ったんだけど！！！！」
キヨは水圧に押されて倒れる。
「……くくっ、あはははははははっ！！！w」
ビショ濡れになったキヨを見て、笑えてきた私は、何故かツボり大爆笑。
「あーキヨさんごめんごめーん…wホラ、手ェ出しt………」
私はそこで、手を止めてしまった。
.
.
「……ホントなwあはははははっ！！」
.
キヨが、笑った。
無邪気に笑った。
.
「さんきゅー。…………どうしたんだA」
「いや、なんでも……」
.
自分でも自分がおかしいのに気付いた。
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ココ@ヒラ厨(プロフ) - うん。その方がいいと思う。よろ (2016年9月25日 14時) (
レス) id: ea35fa2c7e (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-(プロフ) - ココ@ヒラ厨さん» ん？続編作ったほうがいいの？過去編とか、本当にその後の物語とか (2016年9月19日 8時) (レス) id: 84c3aa1eff (このIDを非表示/違反報告)
ココ@ヒラ厨(プロフ) - あああああああああああああ・・・終わっちゃったよぉ。おもしかっったよお。（泣）本当におつかれ。次回作もぜったい見るね！ (2016年9月18日 23時) (レス) id: ea35fa2c7e (このIDを非表示/違反報告)
ココ@ヒラ厨(プロフ) - 返信遅くなったわ。今までしらーっとしててごめんなｗ今回もおもしろかったよ。がんば (2016年9月17日 10時) (レス) id: ea35fa2c7e (このIDを非表示/違反報告)
清香-きよか-(プロフ) - ココ@ヒラ厨さん» ありがとうございます！！明日は10時過ぎくらいにもうココの家行っちゃうから！！！！！！！ (2016年9月10日 17時) (レス) id: 84c3aa1eff (このIDを非表示/違反報告)
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