Discordでの会話 〜ky side〜 ページ40
2週間前──
4人全員のゲームを撮り終えた後、俺はみんなに報告した。
「俺、家事代行サービスに手出したんだ」
「『手出した』ってw ク〇リじゃねえんだから」
うっしーが何かを食べながら低い声で言った。
「かじだいこうさーびすってなに？」
レトさんがふわっとした感じで聞いて来た。
「家政婦みたいなものかな？」
ガッチさんがきっぱりと言ってきたが、余りにも時代錯誤な言い方に「ん？」って思ったがあえて放っておいた。
「ドームで忙しくて家事に手が回らなくてさ、なんとなく依頼したんだけど結構よかったよ！丁寧で、真面目で、献身的だった！」
その後、俺は10分ぐらい家事代行についてプレゼンした。
こんなにもプレゼンしたのは初めての事だった。俺の熱量に圧されたのか、３人は相槌を打ちながら、聞いてくれていた。
話終わると、俺は水をがぶ飲みした。
しばらくの沈黙の後、うっしーが先に口を開いた、
「ふーん、なかなか良さそうじゃん。そういや俺の奥さんが明後日くらいに旅行に出かけるから、料理代行でも頼んでみようかな」
「俺も。嫁さんと子ども達が旅行に行くからやってみよ！」
ガッチさんが言った。熱すぎるプレゼンが伝わって嬉しくなり、前のめりになった、
「ほんと！？ じゃあ、紹介すると10％割り引されるみたいだからさ、申請してみる！レトさんは、どう？」
「ん〜」
レトさんは唸り声を上げた。人見知りだから難しいとは思ったけど、Aさんの良さを実際に見て感じて欲しい。当初、俺はそんなことを思っていた。
「じゃあ、服の整理とか頼んでみよかなぁ」
俺は小さくガッツポーズをした。
────────────────
そして、2日前──
まさか、ガッチさんがあんな写真を送りつけてくるなんて想像もしていなかった。侮っていた。
結婚していても、女の子好きなのは変わらない。
失念だった。
最俺ハウスから自宅に帰った後、俺はすぐさま【レウガ】に代行を依頼した。
ふと〈出張代行〉という言葉を見て、俺は最俺ハウスに彼女を連れて行こうと思い立った。撮影場所のソファと本棚のある所以外、足の踏み場が無いほど散らかっていた。
今回、自宅が綺麗になって、生活がしやすくなった。男4人で片づけをするのはどうしても億劫だったので彼女の力を借りようと思ったのだ。
利用してるようで多少罪悪感があるが、俺はAさんに信頼を置いている。
綾鷹の件はあくまで偶然だと思い込むようにしている。
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いと(プロフ) - 美李菜さん» 美李菜様、コメントありがとうございます！ キュンキュンしてくれて嬉しいです（？）続き、いつになるかは分かりませんが、折を見て書きたいと思います。最俺部分も書きたいなとは思っていますし、【レウガ】をまだ辞めてはいないのでね（笑）ありがとうございました！ (7月30日 8時) (
レス) id: 859fd3194a (このIDを非表示/違反報告)
美李菜(プロフ) - 完結おめでとうございます！キュンキュンしました！良かったら続きを書いてください！楽しみにしてます！ (7月29日 22時) (レス) @page50 id: 837e5cee0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと | 作成日時：2023年6月8日 10時
