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家に上がり、手洗いうがいを終えた後、ガッチマンさんはリビングまで案内してくれた。

ご家族と住んでいるというのもあって生活感を感じる空間や和む匂いに実家を思わせた。

しかし、どこを見渡しても奥様とお子さん2人が見当たらない。部屋にいるとしても、人の気配が感じられなかった。いるのは、猫ちゃん2匹と、ワンちゃん1匹だ。

お出かけしてるのかな? と疑問に思っていると、ガッチマンさんが急に口を開いた、

「私、家族がいるんですけどね、3日前から旅行に出かけてて来週の月曜日まで帰って来ないんですよ」

『そうなんですね? 一緒には行かれなかったんですか?』

「ちょっと仕事の関係で行けなくて…7月末にキャンプに行こうかなって話してるんでそれで埋め合わせしようかなって」

異常にプライベートなことを話すじゃん。と、私は思った。誰に対してもオープンな人だとは聞いたことあるけど、会ってまだ30分も経ってない…。想像以上の人で驚きだらけだった。

忙しなく頭をフル回転させていると、ワンちゃんのおもちちゃんが急に私に向かって吠えて来た。私はビックリして身を引いた、

「こ〜ら、おもち! こんなかわいい子に吠えないの! ──ごめんねえ?」

おもちちゃんを宥めながら、眉を下げて片目を瞑り、謝るガッチマンさん。

かわいい…? 私が?

優しくて、包容力のあるガッチマンさんに限ってあり得ないとは思うけど、昨日の風見さんの件もあって、私は少し身を引き警戒してすらいる。

この人…油断できない。

初めての家事代行人 〜gt side〜→←想像以上のひと



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作品ジャンル:恋愛
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いと(プロフ) - 美李菜さん» 美李菜様、コメントありがとうございます! キュンキュンしてくれて嬉しいです(?)続き、いつになるかは分かりませんが、折を見て書きたいと思います。最俺部分も書きたいなとは思っていますし、【レウガ】をまだ辞めてはいないのでね(笑)ありがとうございました! (7月30日 8時) (レス) id: 859fd3194a (このIDを非表示/違反報告)
美李菜(プロフ) - 完結おめでとうございます!キュンキュンしました!良かったら続きを書いてください!楽しみにしてます! (7月29日 22時) (レス) @page50 id: 837e5cee0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いと | 作成日時:2023年6月8日 10時

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