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家事代行サービスのページには、代行してもらいたい所員を指名できる。それぞれの得意分野や、容姿や雰囲気で選ぶ人もいる。
ほとんどは“おまかせ”で依頼する人がほとんどだが、彼は私を指名して来た。
偶然にも指名した所員が視聴者だということを彼は知らない。
私は、家事代行サービスに勤め始めて5年経つ。
色んな人の家事代行をしてきたが、依頼主との会話はめったに無い。
ある時には、洗濯物を畳んでる横で動画を撮り始めた人がいるくらい、家事代行というのは影の存在だ。
推しとまではいかないけど、一応キヨの動画を観ている身分なので、恐れ多いという部分もある。
由紀と香織は私宛の指名ということを確認するとすぐにスマホを閉じ、歓談に戻った。けど、私は気が気じゃなかった。
最近、大きなイベントが終わって動画の投稿が止まっていたけど、3年前の動画では1週間は休んでいたのを知っていたし、キヨに会いたいって気持ちはほとんどなかったからイベントには行かなかった。
この依頼主が本人だったとしたら…。あぁ、本当に実在するんだぁと、マジオタが出て来そうになり、私は何とか堪えた。
「やばいやばい！ 代行内容確認しなきゃ」
これは仕事だ。視聴者としての思いは捨て去らなければ！
不覚にも舞い上がってしまい、プロフィールでページは止まっていた。
依頼主は必ず、自身のプロフィール: 氏名・生年月日・住所・出身地・職業・性別を記入した後、家事代行内容をチェック記入する。
人によっては風呂掃除のみだったり、1週間分の食事のストック、部屋掃除等と色々あるが、彼の場合はすべてにチェックマークを付けていた。
料金は守秘義務費も含めて、ブランド物のバッグが買える値段。
「はぁ…さすがだなぁキヨ」
思わず名を呟いた。
最後に自由記入の〈一言〉欄には簡潔的に 「よろしくお願いします」と書かれていた。キヨらしいな、と私はまた納得した。
「日にちはっと…え！？」
「何？」
「どしたん？」
突然の大声に、同僚は驚いてこちらを見た。
「あ、ご、ごめん。なんでもない…」
一言詫びを入れた後、再び代行開始日を確認した。
明日だった。
やっちまった 〜ky side〜→←レウガ家事代行サービス 〜your side〜
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いと(プロフ) - 美李菜さん» 美李菜様、コメントありがとうございます！ キュンキュンしてくれて嬉しいです（？）続き、いつになるかは分かりませんが、折を見て書きたいと思います。最俺部分も書きたいなとは思っていますし、【レウガ】をまだ辞めてはいないのでね（笑）ありがとうございました！ (7月30日 8時) (
レス) id: 859fd3194a (このIDを非表示/違反報告)
美李菜(プロフ) - 完結おめでとうございます！キュンキュンしました！良かったら続きを書いてください！楽しみにしてます！ (7月29日 22時) (レス) @page50 id: 837e5cee0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと | 作成日時：2023年6月8日 10時
