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初飛び初大地 ページ26

Aside
素敵なクリスマスを過ごした後、ひとつ動画を撮ってから私とキヨくんは北海道へ。
キヨくんのご実家に年末年始でお邪魔することに。
初めての飛行機にワクワクが止まらない私は、ずっとソワソワしていた。


キ「そろそろ落ち着きな笑」

A「だ、だって!もうすぐフライトでしょ?どうしよう!どうしてたらいいの?」

キ「普通に座ってたら勝手に飛ぶから笑」

A「いい体勢とかあるんじゃないの!?どっか掴んどいた方がいいとか、カメラ構えといた方がいいとかさ!」

キ「そんなのないから、落ち着いてください笑」


キヨくんはずっと携帯をこちらに向けながら笑っている。
飛行機に慣れてるからか、余裕の顔してる。
私がわちゃわちゃしていると、機内にアナウンスが流れいよいよ出発。


A「…」

キ「あれ?さっきまでの勢いどこいった?」

A「…手繋いでて。」

キ「…怖くなった?いいよ。」


キヨくんに手を繋いでもらい、外の景色を見ながら初めて空を飛んだ。
思ったより怖くなく、雲や空の青が綺麗で、こんな景色もあるのかと感動した。









A「北海道キター!」

キ「はいはい笑 ほら、行くぞー。」

A「ちょっと待って〜!写真撮っとこーよー。」

キ「しゃーねーなぁ。はい。」


空港バックに写真を撮って、キャリーケースを引いて歩いていく。
タクシーにキャリーケースを詰め込み、後ろの座席に並んで座る。
行き先を告げると、タクシーはゆったり動き出した。


キ「母さんが今日の夜ご飯お寿司だってさ。」

A「お寿司やった〜!あんまり食べたことないから嬉しい。」

キ「お寿司もそんな食べてないのか〜。じゃあ今日はいっぱい食べなね。」

A「あ、でも、キヨくんの彼女がいっぱい食べるってなんか女の子らしくないん…じゃない?」

キ「俺はいっぱい食べる子が好きだけどー?母さん達もそう言うよ。だから食べていいの!」

A「そっか。私、ほんとに食べちゃうよ?」

キ「俺の方が食うから大丈夫笑」


キヨくんのご実家ってだけでドキドキしてるのに、ちゃんと彼女として失礼のないようにしないとという緊張もあって、かなりテンションがハイになっている。
少し落ち着こう、と外の流れる景色を眺めた。

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設定タグ:キヨ , 最終兵器俺達 , TOP4   
作品ジャンル:恋愛
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ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 1から読んでくださって感謝でしかないです🙇‍♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました! ありがとうございました🙇‍♀️ (10月31日 15時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます!! (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゑぬ | 作成日時:2022年7月23日 21時

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