検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:21,980 hit

クリスマス4 ページ24

Aside
チキンとシチューを食べ終え、私はサプライズのためにそそくさと食器を洗う。
その間、キヨくんは編集作業をしていた。
キヨくん、きっともう勘づいてると思うけど、キヨくんが想像してるよりもすっごいものを作ったんだから!



食器を洗い終わると、キヨくんが「ケーキ食べよ」と言ってきた。
けれども、ケーキよりも先に私はサプライズがしたい。


A「キヨくん、ソファに座ってください。」

キ「ん?」

A「テレビを見ていてください。」

キ「はい。」


私はノートパソコンを開き、作った動画をテレビに映し出す。
なんかドキドキする…。


キ「へ?動画?」

A「見ててね。」


そう言い残し、私は部屋に置いておいたアルバムとプレゼントを持ってリビングへ戻った。
まだ動画は始まったところで、私も横に座り画面を見る。


キ「フジ達と行ってたの、これだったの?」

A「そうだよ。よく出来てるでしょ!」

キ「うん。すげーわ、女優さんみたい。」

A「それは言い過ぎ笑」


いよいよ最後の夢の国バックのシーンに。
キヨくんはもう既にうるうるしている。
画面の中の私が話し始める。

A「出会った時から、今日までの時間を一緒に過ごしてくれてありがとう。彼女になれた今でも、あの日の感謝は消えないし、これからもその気持ちはずっとあると思う。拾ってくれたのがキヨくんで良かった。いい人に出会えました笑 それから、吉原くんとの事、助けてくれてありがとう。迷惑かけてごめんなさい。キヨくんに迷惑かけないように考えた結果、結局キヨくんやTOP4のみなさんに迷惑をかけてしまいました。でも、本当にみなさん温かくて、恵まれてるなって思いました。図々しいけど、わがままを1つ言います。これからもキヨくんの隣に居たいです。みんなと楽しくゲームしたり、キヨくんと一緒に笑い合える日々を過ごさせてください。…キヨくんがもう嫌って言っても離れる気はないので!!笑 これからもよろしくお願いします。終わり〜!笑」


隣を見ると涙を流してるキヨくん。
その姿も愛おしい。


キ「…ねぇ、泣いちゃったじゃん!もう!!」

A「サプライズ成功してよかった〜!あ、これプレゼント。」

キ「え?動画だけじゃないの?」

A「うん。アルバムと手紙とネックレス。」

キ「ほんとに俺に尽くしすぎ!もっと好きになっちゃったよ!!!」


キヨくんに抱きしめられる。
やっぱり居心地いいな。

クリスマス5→←クリスマス3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
設定タグ:キヨ , 最終兵器俺達 , TOP4   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゑぬ(プロフ) - り なさん» コメントありがとうございます😭 1から読んでくださって感謝でしかないです🙇‍♀️ 読者の方のおかげで完走出来ました! ありがとうございました🙇‍♀️ (10月31日 15時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
り な(プロフ) - シリーズ1から読んでいて二人が幸せになって良かったです。完走おめでとうございます!! (10月31日 13時) (レス) @page50 id: 916a2c7fc4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゑぬ | 作成日時:2022年7月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。