大事なお話 ページ45
キヨside
キ「ただいまー。」
家に入ると、玄関には男物の靴が3足。
え?なんで?
しばらく思考が停止していると、奥から「おかえりー」と野太い声が聞こえてきた。
A「キヨくんおかえり!」
キ「ただいま…なんで3人がいんの?」
レ「まあまあ手洗ってきなよ。」
ガ「話があるからさ。」
牛「早くしろー。」
とりあえず言われるがままに手洗いうがいを済ませ、4人の元へ。
キ「話って?」
A「実は…」
Aちゃんから言われた内容を一気に理解できなくて。
俺はしばらく考え込んだ。
Aちゃんが配信や動画などで俺たちと同じ世界に来るって俺はめちゃめちゃ心配だ。
キ「俺はそんなの心配だよ。」
レ「言うと思った。」
ガ「まぁそうだよねぇ。」
牛「わからんこともない。」
キ「だろ?心配だし不安じゃん。」
A「でも!私やってみたい。キヨくんの彼女だってちゃんと認めてもらえるように頑張りたい。」
レ「俺たちとも実況撮りたいんだってー。」
牛「俺たちとやりたいんだとよ。」
ガ「ホラゲとかもね、やりたいね。」
TOP4に混じってみたいとか、俺の彼女としてちゃんと認められたいとか、それは俺も嬉しいけどそれでも不安で。
ガ「そんなにキヨが不安なら、キヨと一緒にしたらいいんじゃない?」
牛「個人じゃなくてな。」
レ「俺はね、Aちゃんのやりたいこと応援したいから、やらせてはあげたいと思ってる。」
レトさんもうっしーもガッチさんも甘いなぁ。
ま、俺が1番甘いんだろうけど。
キ「わかった!俺と一緒にならいいよ。」
A「ほんと?」
キ「うん。ただ!俺と一緒にが条件。俺が撮る時に一緒に撮る、みたいな。個人でやって、変なやつに絡まれたりするの嫌だし。」
A「うん!ありがとうキヨくん!」
レ「じゃあまずはチャンネル作る所からやろう!」
牛「俺らの最初の頃思い出すな〜。」
ガ「初心に帰ったみたいで楽しいね。」
キ「よし!じゃあ、早速始めるか!」
A「おー!」
そこからはスムーズにチャンネルを作り、概要欄にはレトさんが『急ブレーキ実況者の彼女です』と書いた。
アイコンはキヨ猫の白バージョン。
作った途端にSNSで凄いメッセージが届く。
本物か偽物か、俺がまた何かに巻き込まれているのか、そんな話で持ち切りだ。
俺はとりあえず、「俺の猫ちゃんもこれから実況撮るぜー!」とだけ残し、5人実況の準備を始めた。
76人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えぬ(プロフ) - RX-00さん» 最初から読んでくださってありがとうございます!会話部分は勢いで書いていて、私の中のキヨくんの叫びが出ちゃいました笑 これからも楽しんで頂けるように書いていきますので、ぜひ、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月20日 16時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 初めまして。パート1から読んでます。キヨくんの発言する言葉ひとつひとつがキヨくんの声で脳内再生されて、毎回笑わせてもらっています!「ガッチさんにときめかないで!」が個人的に大好きです(笑) (2022年7月20日 16時) (レス) @page47 id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えぬ | 作成日時:2022年6月5日 21時